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soundtrack guide 21 ① 27 Aug 2013 | 01:04 am

『ライト・スタッフ』  フィリップ・カウフマン(’83) アカデミー作曲賞受賞。音楽は『ロッキー』のビル・コンティ。ホルストの「惑星」をモチーフとしたフル・スコアの大シンフォニーがアメリカの夢を謳い上げる。『メンフィス・ベル』と比べると英・米人の資質の違いもわかる。 『ミュージック・ボックス』  コスタ・ガヴラス(’90) Mr.エレガンス、P・サルドは得意の甘く物悲しいメロディのみならず、シリア...

soundtrack guide 21 ① 27 Aug 2013 | 12:41 am

『砂丘』  ミケランジェロ・アントニオーニ(’70) ロック・バンド等によるオムニバス・サントラの佳作。P・フロイド、G・デッド、カレイドスコープなどの気の抜けた音が映像の持つ言いようのない孤独感、時代を包んでいた空虚感を的確に表現している。ガルシアのgは泣ける。 『みんな元気』  ジュゼッペ・トルナトーレ(’90) モーツァルトのデフォルメが随所に挿入される軽妙なテーマ曲はともかく、コンビの前作...

soundtrack guide 21 ① 27 Aug 2013 | 12:00 am

1991年の「特集★SOUNDTRACK」の続き。本日は21枚のサウンドトラック・ガイド。1991年当時、デイヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』など、サントラが盛り上がっていた頃の雰囲気も同時に味わっていただきたい。 ☆ ☆ ☆ 『ストップ・メイキング・センス』  ジョナサン・デミ(’84) ロックのライヴ映画の最高作の一つ。D・バーンがステージに一人立ち、ラジカセから流れるリズム・トラックに...

連載・LAインディペンデントの水脈 ②ベン・ジョーンズが描いた「消失点」永遠のゼロ秒前 26 Aug 2013 | 04:19 am

ペンシルヴェニア生まれLA在住の映像作家/ペインター、ベンジャミン(ベン)・ジョーンズ Benjamin Jones。昨年のMOCA「Transmission LA」展への出品に続いて昨年11月〜今年の2月の間にはMOCAパシフィック・デザイン・センターでの個展も果たした、現在のライジング・スターともいえる存在である。 まず下記の映像をご覧頂ければだいたいの印象は掴めると思うが、彼の作風を一言で言...

J・エイブラムス監督『スタートレック イントゥ・ダークネス』 23 Aug 2013 | 04:51 am

周知のとおり2009に公開されたJJによるこの新シリーズ第一作目は、コアなスタートレック・ファンを満足させつつ、彼らの存在を薄気味悪い秘密結社と感じてしまうような一般人をも同時に楽しませるという、極めて困難な目標を設定し、それを見事にクリアした作品だった。 時間軸を引き戻し、パラレル・ワールドものの設定を導入することで単なるリメイクでもなく、勝手な作り直しでもないものにするというその方法論は、誰も...

映画とロック系のミュージシャンたち 22 Aug 2013 | 01:57 am

次にマーク・ノップラー。ポスト・パンクの通受けバンドとして登場したダイアー・ストレイツのリーダー&gの彼が最初に手掛けたサントラは、デイヴィッド・パットナムが『炎のランナー』に続いてプロデュースしたビル・フォーサイスの『ローカル・ヒーロー』(’83)だ。スコットランドの環境問題を扱った本作で実にシブい、ヒューマニックなテーマ曲を書き一部で評判となった彼は、翌’84年、今度はアイルランドの宗教紛争を...

映画とロック系のミュージシャンたち 22 Aug 2013 | 01:31 am

本日のアーカイブは夏休み、お勉強編として1991年の「特集★SOUNDTRACK」より、ロック系のミュージシャンによるサウンドラックの聴きどころをお伝えしよう。ヴァンゲリス、マーク・ノップラー、そしてゴブリンという一癖も二癖もあるミュージシャンが映画とどんな化学反応を起こしたのか? 暑い夏の夜、音だけで楽しむ映画というものも一興。ちなみに今年の10月には、米テキサス・オースティンで開催される「Ho...

『星屑とコスモス』さよならポニーテール 21 Aug 2013 | 04:21 am

奏でられる音符、歌われる言葉ーー音楽は確かに耳で感じ取るものである。だが、一方で私たちは音そのものを楽しむだけでなく、それを演奏している、歌っているアーティストと紐つけながら楽しんでいることも事実だ。しかし、もし音楽を提供する主体としてのアーティストの存在が不確定で曖昧だとしたらどうだろうか。それが「さよならポニーテール」(以下、さよポニ)だ。不確かなことがかえって彼らの存在への想像力をかき立てて...

ミン・ウォン インタビュー「私のなかの私」で演じた日本 20 Aug 2013 | 05:02 am

困難を乗り越える強い意志 ――共同キュレーターであるタン・クーフェンさんもギャラリートークでおっしゃっていましたが、あなたの作品は、「一つの固定化した視点に抗う」こと、そしてそのことによって「見る者の立場が揺らぐ」という特徴があると思います。あなたの育ったシンガポールや活動の拠点にされているヨーロッパに比べて、日本はそこまで多文化社会ではないと言えると思いますが、今回の作品では時間的な軸を幅広く捉...

ミン・ウォン インタビュー「私のなかの私」で演じた日本 19 Aug 2013 | 12:33 pm

興隆する東南アジアの現代アートシーンのなかでも、多民族・多文化社会を反映して近年国際的にも注目されているシンガポール。1971年生まれで現在はベルリンを拠点に活躍するアーティスト、ミン・ウォンは、家庭では広東語を話し、教育は英語で受け、外国語として北京語を学んだという中国系シンガポール人だ。 象徴的なワールド・シネマの傑作にリメイクという手法を通じて自ら入り込み、オリジナルの映画に新しい解釈を加え...

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