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Latest News:

耐性菌vs.捕食菌〜日経サイエンス2013年10月号より 27 Aug 2013 | 06:09 am

「細菌を食べる細菌」で薬剤耐性菌を撃退 薬剤耐性菌による感染症を撃退する目的で,科学者たちは「捕食性細菌」に目を向けている。ラトガーズ大学のカドゥーリ(Daniel Kadouri)が率いる微生物学者グループは最近,2種類の捕食性細菌に注目している。細菌に取り付いてその中身を吸い出すミカビブリオ・アエルギノサヴォルス(Micavibrio aeruginosavorus)と,細菌の内部に潜...

2013年10月号 DVDプレゼント・アンケート 26 Aug 2013 | 08:04 am

日経サイエンス2013年10月号「特集:大絶滅と復活」は,お楽しみいただけているでしょうか? 是非,お読みになった御意見・ご感想を編集部にお聞かせください。 今回は,読者アンケートにお答えいただいた方の中から,抽選で3名の方に アンドロイド版『三人姉妹』のDVD (発売元:ポルケ)を,プレゼントします。 大阪大学・石黒浩特別教授の研究「人間と共生するロボット」...

古生代末の大絶滅に迫る,関連記事を特価販売中! 26 Aug 2013 | 07:00 am

 現在発売中の日経サイエンス10月号,お楽しみいただいていますでしょうか? 特集「大絶滅と復活」をはじめ,興味深い記事が満載です。 今月も本誌のアーカイブから関連記事を選び,特別価格にてダウンロード販売でご提供いたします。対象は以下の6本です。 【復刻】1996年9月号「何がペルム紀末の大量絶滅を起こしたのか」  D. H. アーウィン 2000年4月号「氷に閉ざされた地球」 ...

ノイズが開くおもちゃ箱を探る 24 Aug 2013 | 08:00 am

システムに生じるノイズは単なる邪魔者ではない 生物の身体の制御やある種の作業効率の向上など ノイズが作り出す面白い現象を追いかける 大平徹は,高校で数Ⅲを取らなかった。大学では歴史を勉強するつもりだったからだ。「腕試しに受けてみた」奨学金の試験に「たまたま合格」し,日本の高校から米ニューヨーク州にあるリベラル・アーツ・カレッジ,ハミルトン大学の文学部に進んだ。だが2年生の時に物理の授...

明らかになった生命爆発の主役 24 Aug 2013 | 05:02 am

 2億5000万年前の大量絶滅によって海洋生物の多くが姿を消した後,海洋生物の多様化が驚異的な勢いで始まった。これまで,この爆発的進化は,平均海面の変化などの物理的要因によるものだと考えられてきた。しかし,意外にも,その爆発的多様化の原動力となったのは植物プランクトンと呼ばれる小さな水生植物の進化だったようだ。植物プランクトンの量の増加と質の変化が現代の海洋動物群の出現を促したようだ。そのころ,珪...

古生代末に何が起きたか 24 Aug 2013 | 05:01 am

 古生代末の大絶滅では海の動物種の9割が死に絶えるなど,地球の歴史上最大級の規模だった。恐竜が死に絶えた中生代末の大絶滅は巨大隕石の落下が原因とみられるが,古生代末の大絶滅についてはよくわかっていない。そうした中,統合版「プルームの冬」と呼ばれる新説が提唱された。地球中心部から表層環境に至る全領域において1000万年以上かけた大変動が起こり,寒冷化と温暖化が繰り返される中で大絶滅がもたらされたとい...

特集:大絶滅と復活 24 Aug 2013 | 05:00 am

 恐竜が死に絶えた6500万年前の中生代末の大絶滅はよく知られているが,約2億5000万年前の古生代末には,それよりはるかに大規模な絶滅事件が起きた。海の動物は三葉虫など約9割が消滅,爬虫類と両生類は種より上位の科のレベルで2/3以上が失われた。その原因は謎に包まれているが,近年注目されているのが東京大学の磯﨑行雄教授が提唱する仮説,統合版「プルームの冬」だ。どんな天変地異が起きたと考えられるのか...

絨毯の絨毯爆撃(問題) 23 Aug 2013 | 08:00 pm

 不思議の国のトランプ城を鏡の国の赤白の国王夫妻が表敬訪問することになり,トランプ城はその受け入れ準備で大わらわだ。城の入り口から北にまっすぐ伸びて「会見の間」につながる一定幅の長い廊下に赤い絨毯を敷き詰めようという話になった。しかし,短い期間にその長さの絨毯を一業者だけから調達することは不可能だ。というわけで,絨毯の幅と色と材質だけを指定して方々の業者に同時発注して,それらをつなぎ合わせて使えば...

特集:再生医療の現在 23 Aug 2013 | 05:50 am

 サンショウウオは尾を再生できるが,ヒトは切断された脚を取り戻すことも,アルツハイマー病で失われた脳領域を新しくすることもできない。このような離れ業を行うには助けが必要だ。「再生医療」は,まさにそれをしようとしている。損傷を受けた心臓組織を置き換えたり,筋肉組織を再生する研究は大きく進展している。新しいニューロンを成長させる研究も始まった。数年後にはそうした先端研究のいくつかは実験室から出て,臨床...

塩水が刻む火星の地形 22 Aug 2013 | 05:50 am

 新しい探査機が火星に行くたびに「水を発見」というニュースが報じられるが,それらは遠い昔に水があった,あるいは現在の火星に氷や水蒸気などが存在するという意味で,液体の水が地表を流れているのが確認されたわけではない。一方,火星に流水痕のように見える地形が季節的に出現するのも事実だ。しかし,そんな地形を生み出すほど大量の水が,空気が薄い極寒の火星でどうして存在できるのか? この記事の著者マキューエンは...

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